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公式サイトを開設いたしました

この度、清宙は皆様との新しいコミュニケーションの場として、公式ホームページを開設いたしました。私たちが日頃からどのような想いでプログラミングやエンジニアリングに向き合い、医療や介護の現場に貢献しようとしているのか、その歩みとこれからのビジョンをひとつの形にしてお届けできることを、メンバー一同大変嬉しく思っております。

これまでお世話になってきた関係者の皆様はもちろん、これから新しく出会う多くの皆様に、清宙の「今」と「未来」を知っていただける場所にしていきたいと考えております。まずは開設のご挨拶とともに、このホームページに込めた私たちの想いをお伝えさせてください。

目次

皆様との新しいつながりの場として

私たち清宙は、医療や介護の最前線で懸命にケアを続ける方々の「困った」に耳を傾け、それを確かな工学技術によって解決していくことを使命として活動しています。

日々の業務に追われる現場の中には、言葉にならない小さなストレスや、仕方のないことだと諦められている不便さがたくさん隠れています。私たちは、そうした「現場の生の声」を丁寧にすくい上げ、ものづくりの力で「安心と快適」に変えるお手伝いをしてまいりました。

しかし、どれほど良いアイデアや技術があっても、それを必要としている方々に届かなければ、社会の課題を解決することはできません。また、現場の皆様が「もっとこうなればいいのに」と思ったときに、気軽に相談できる窓口がどこにあるのか分からないという現状もありました。

今回、公式ホームページを開設した最大の理由は、まさにここにあります。このサイトを単なる会社の会社案内(パンフレット)として終わらせるのではなく、医療従事者の皆様、介護に携わる皆様、そして共にものづくりに挑むパートナー企業の皆様とを繋ぐ「新しい架け橋」にしたいと考えたのです。ここから生まれる新しいつながりが、これからの医療現場をより良くしていく原動力になると信じています。

現場の声を「最良の答え」に変えるために

清宙が製品開発や研究開発を行う上で、最も大切にしている独自の思考プロセスがあります。それが「拡散・収縮・拡散」というサイクルです。

まず、国内外の医療現場に潜む多種多様なニーズや課題を、ジャンルを問わず広範囲に集める「第一の拡散」。次に、集まった雑多な課題の中から本質的な痛みをあぶり出し、日本の高度なエンジニアリングと地場企業の技術力によって、たったひとつの洗練された解決策へと結晶化させる「叡智の収縮」。そして最後に、完成した最適解を再び世界中の現場へと届け、社会に実装していく「第二の拡散」。

この「知の往復」を体現した最初のプロダクトが、人工呼吸器の回路管理をサポートする保持具「保持するモン」です。

一般社団法人 熊本県臨床工学技士会「ものづくり準備委員会」の皆様との緊密な医工連携から生まれたこの製品は、まさに現場の臨床工学技士(いのちのエンジニア)の切実な気づきが原点となっています。「回路が不潔になるリスクを減らしたい」「高価で大きなアームは導入しづらい」「在宅や車椅子でも安全に固定したい」という複数の課題を、片手で扱えるダブルC形状の超小型クランプという「ひとつの形(収縮)」にまとめ上げました。

クラウドファンディングをはじめ、これまで多くの温かいご支援をいただいたことで、この「保持するモン」は今、全国の施設やご家庭へと「拡散」する第一歩を踏み出しています。私たちは、この思考プロセスこそが、これからの医療ものづくりに不可欠なアプローチであると確信しています。

製品の魅力と研究開発の今をお届けします

新しくスタートしたこのホームページでは、私たちが手がける製品の詳しい仕様だけでなく、現在進行形で進んでいる研究開発(R&D)のリアルな現場の様子も積極的にお伝えしていく予定です。

現在は「保持するモン」というひとつの製品からのスタートですが、私たちの研究所や実験室では、次なる現場の課題を解決するための新しいアイデアの種が次々と育っています。医学と工学が融合する「医工連携」の可能性は無限大であり、私たちが挑むべきテーマはまだまだたくさんあります。

今後は、この「お知らせ」の場を通じて、以下のような情報を発信してまいります。

  • 製品の新しい使い方や、導入いただいた現場からの生の声(事例紹介)
  • 医療・介護の現場をより良くするための、研究開発の進捗レポート
  • 学会発表や展示会への出展情報、地域での活動報告
  • 新しい製品やサービスの先行案内

私たちは、自分たちの技術を秘密にするのではなく、発信していくことで、さらなるフィードバックをいただき、製品をより実用的なものへと進化させたいと考えています。サイトを訪れるたびに、何か新しいワクワクや、現場を変えるヒントを見つけていただけるような、動きのあるホームページを目指してまいります。

世界へと広がる、これからの清宙

私たちのドメインである「kiyora-global.jp」には、熊本という地域に深く根を張りながらも、その視線は常に「世界(グローバル)」を向いている、という強い意志が込められています。

日本のものづくりが持つ精密さや、使う人への細やかな配慮は、国境を越えて世界中の医療現場で深く求められているものです。特に、急速な発展を遂げながら複雑な医療課題に直面しているアジア圏の国々において、言葉や文化の壁を越える「工学技術という共通言語」は、多くの人々を救う鍵になると私たちは考えています。

熊本の地場企業や専門家の方々と手を取り合い、ここで生まれた「最良の答え」をアジアへ、そして世界中へと届けていく。それが、清宙(きよら)という名にふさわしい、清らかで壮大な未来への挑戦です。

そのためには、私たちだけの力ではなく、志を同じくする多くの「共創パートナー」の存在が欠かせません。医療の未来を共に創り上げたいと考えてくださる医療従事者の皆様、研究機関の皆様、そして企業の皆様。ぜひ、このホームページを通じて、皆様の熱い想いや現場のお悩みをお聞かせください。

新しく産声をあげた清宙の公式ホームページとともに、私たちはこれからも立ち止まることなく、一歩一歩、確かな価値を社会に届けてまいります。これからの清宙の挑戦に、どうぞご期待ください。今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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